Blenderの使い方|マテリアル編|透明度設定

 

ガラスやコップのような透明で屈折があり、かつ色もつくような物質を表現するときにTransparency設定を理解しておくことは必要不可欠です。

 

透明度を持つ物質は数多くありますが、それぞれ屈折率や光の吸収率・減衰率・艶・光沢などは千差万別です。

 

思い通りの質感を再現するためにはこれらの特性を理解し、3Dソフト上ではコントロールできなければなりません。
今回はそんな透明度設定で必要な様々な要素を理解してもらうために、レイトレースについて集中的に解説しました。

 

 

透明設定の種類

MASK:オブジェクトのある部分を透明にする
Ztrans parency:簡易的な透明処理
Raytrace:複雑な透明処理

 

共通オプション

Alpha:透明度。小さいほど透明になる。
Specular:光沢。大きいほど光沢が強い。
Fresnel:カメラに向かって正面に向いている面ほど透明度が強くなる。数値をあげると正面だと認識される範囲が広まる。
Blend:透明設定をどれだけDiffuse色に掛け合わせるかの度合い

 

レイトレースオプション

IOR:屈折率
Filter:光の吸収率
Falloff:光の減衰率
Limit:光がどれだけオブジェクト内部に進行するか
Depth:透明になる深度

Blender書籍

Blenderのおすすめ書籍

Blenderのおすすめの書籍を紹介しています。なお各書籍の評価は私個人が実際に使用させていただいて感じた個人的な評価です。
本を読んで使ってみた印象と、各々の本でどの分野に特化しているのか、というのを☆の数で評価してみました。購入を決める参考になれば幸いです。

Blender2.6マスターブック



情報量ならば間違いなくこの本がずば抜けていると思います。
本の構成としてはCG制作の工程ごとに章分けされていて、さらに各章ごとに実践編と機能のまとめが分かれていてとても効率的にBlenderの使い方が学べるようになっています。

個人的総評
総合的情報量:☆☆☆☆☆
実践度:☆☆☆☆☆
モデリング:☆☆☆☆☆
マテリアル:☆☆☆☆
ノード:☆☆☆☆
物理シュミレーション:☆☆☆☆
FreeStyle:☆☆☆☆☆
キャラクター制作:☆☆☆☆☆

Blender2.6ガイド&応用3DCG制作



Blender2.6マスターブックには書かれていないPythonやゲームエンジンの使い方についても解説されています。
またグリースペンシルでのアニメーション・たくさんのノードの詳細・物理シュミレーションなど上のマスターブックではさらっとしか触れられていない部分が詳しく解説されています。
CGソフトの書籍としては珍しくリアル人体の制作方法も解説されています。少し残念な点としては白黒印刷なので画像が少し見ずらいというところ。ただその分本そのものがとても軽いので、持ち歩きに便利です。僕はいつも持ち歩いて暇な時読んでいますw

個人的総評
総合的情報量:☆☆☆☆
実践度:☆☆☆☆☆
モデリング:☆☆☆☆☆
マテリアル:☆☆☆☆☆
ノード:☆☆☆☆☆
物理シュミレーション:☆☆☆☆
FreeStyle:☆☆☆☆
キャラクター制作:☆☆☆☆

Blender2.7スーパーテクニック



他の書籍にはあまり詳しく書かれていないFreeStyleキャラクター制作・Hair作成のチュートリアルに特化している本です。
うまく差別化ができている書籍だと感じました。また対応バージョンも現行の2.7なので今までの書籍の中では一番最新の情報が得られます。

個人的総評
総合的情報量:☆☆☆☆☆
実践度:☆☆☆☆
モデリング:☆☆☆☆
マテリアル:☆☆☆☆☆
ノード:☆☆☆☆☆
物理シュミレーション:☆☆☆☆☆
FreeStyle:☆☆☆☆☆
キャラクター制作:☆☆☆☆☆

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